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  <title type="text">ちいさなおはなし</title>
  <subtitle type="html">元拍手や短いお話置き場</subtitle>
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  <updated>2007-05-17T23:08:57+09:00</updated>
  <author><name>こいち</name></author>
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    <published>2011-01-14T00:52:08+09:00</published> 
    <updated>2011-01-14T00:52:08+09:00</updated> 
    <category term="聖剣３・HOM" label="聖剣３・HOM" />
    <title>あいことば　＜ガウザーとジェレミア＞</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p><br />
一体何だったのだろう。幾ら考えてもさっぱり解らない。<br />
時空を超える船の中で彼女は頬杖を突いて眉間に何時もより深い皺を作っている。その理由はたった一つだけで、彼女があの世界を旅立つあの瞬間に彼から言われた言葉が原因だった。<br />
<br />
&nbsp;</p>
<p>「じゃあな」<br />
そう一言だけ言い残して彼女は船に乗り込むべく歩き出している。もうこの地で立ち止まることも振り返ることもしないだろうことは彼女の性格明らかだった。しかし、不意に彼女自身の名前を呼ばれ、しかもそれが彼の声だったものだったからつい足を止めてしまった。<br />
「　　　　　　　　　」<br />
続いて彼女の背中に届いた言葉に思わず彼女は振り返る。<br />
立ち止まった彼女の背中に届いたあまりにこの場にそぐわない言葉はどこか他人事の様で、聞き違えたかと思った彼女は思わず彼に声をかけようかとも思ったのだが、彼女の名を呼んだ張本人は彼女へ背中を向けてしまっている。<br />
声をかけておいて何なんだ。とか、今何て言った？とか、その背に言いたいことはあったが、少し考えた後彼女は踵を返し船に乗り込む為また歩き出した。<br />
&nbsp;<br />
<br />
<br />
そして、今に至る。<br />
一体あの時、彼は何が言いたかったのか。<br />
仲間の誰に聞いてみてもただ首を傾げるだけで、意図を知るヒントも明確な答えも見つかない。<br />
「馬鹿馬鹿しい」<br />
頬に添えていた手で頭をガシガシと掻きむしると、彼女顔を上げる。<br />
こうやって悶々と考えていたところであの男の意図など理解出来るはずもないし、解って欲しいのならあんな態度はないはずだ。だったら忘れてやる。あの言葉も、お前の事も。もう二度と会うことはないのだから。<br />
そう結論付けて、彼女は船が向かう先へと目を向けた。<br />
<br />
<br />
<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
<br />
<br />
<br />
いくつかの世界を救い、越え、彼女と仲間達がたどり着いたのは、夜の世界だった。<br />
そこは昔、彼女達が住んでいた世界にある一つの国に似ていたが、その国と違うのは月が一つだけしかないということと、そこに住んでいるのは&rdquo;獣人&rdquo;だけではなく、彼女達と同じ人間も共に暮らしているということだ。<br />
アニスの情報を探るべく仲間達と別れた彼女は一人、町の中を歩く。<br />
横を駆けていく異種族の子供達がお互いの顔を見合わせながら笑いあっている。<br />
売店で買い物を楽しむ妊婦に声をかけている獣人の店主は、どうやら荷物を運ぼう、と申し出ている様だ。<br />
ここには閉鎖的でも、自分と違う種族を差別しようという排他的な雰囲気もなく、全てが当たり前だと言う顔で溢れている。不思議な既視感に彼女がフラフラと町の中を彷徨いながら歩いていると、どうやら町の外れまで来てしまっていた。これではアニスの情報どころか、仲間とも逸れてしまうかもしれない。<br />
「&hellip;馬鹿馬鹿しい」<br />
どこかで言った台詞を彼女が口に乗せて歩いてきた道を引き返す。<br />
そうだ、酷く馬鹿馬鹿しい。自分は懐古主義でもないし、思い出に浸っている場合でもないというのに。<br />
&hellip;思い出？何時のものだ。誰の事だ。<br />
度重なるアニスとの過酷な戦いで昔のことなど過去の次元に置いてきた彼女にとって、この世界の何が自分の心を掴んでいるのか、何を思い出そうとしているのか彼女自身にも解らなかった。ザァザァと砂嵐が流れているように曖昧とした頭の中に、不意に光が差し込んだ。<br />
<br />
それは、町へと戻る途中の小さな公園だった。一組の男女が小声で話をしていて、その男の言った一言が何故か、彼女の頭に光を呼んだ。<br />
あまりの突然さに彼女がじっと男女の方を見つめていると、その視線に気がついた男女は彼女の方へと向き直る。そして、女の方が不思議そうに首を傾げた。<br />
「あ&hellip;！いや&hellip;すまない！何でも無いんだ！」<br />
我に帰った彼女はそれだけ言い残して足早にその場を後にする。残された男女はお互いに顔を合わせて首を傾げた後、微笑み合い、お互いの体をそっと寄せた。<br />
<br />
<br />
<br />
何なんだ！何なんだ！！<br />
町へと逃げ込むように駆け込んだ彼女は、上下する胸を押さえて壁に寄りかかる様にしゃがみこむ。<br />
一体あの一言が何だというのだ。小さく呼吸を繰り返し、息を整えながら彼女は頭の中を整理する。<br />
別段あの男が言った事は可笑しいということはないし、この世界には十分過ぎるほど似合っている。では何故、こんなにも胸が苦しくなるのだろう。<br />
小さく歯軋りをして、眉間に皺を寄せる。そして、こんな言葉が何だ、と言う様に小さく言葉を発した。<br />
<br />
「あらあら&hellip;！！」<br />
驚いた、とでも言いたげな優しいしわがれた声が目の前からして、彼女が驚いて視線を上げると、小さな男の子の手を引いた老婆が立っていた。老婆は彼女と同じ人間のようだが、男の子の方は長い耳を持っている。<br />
「おねいちゃん、だいじょうぶ？」<br />
男の子が心配そうな瞳で彼女の顔を覗き込んだが、近づかれたことに気がつかない位混乱していたのかと思うと、少しだけ気恥ずかしくなった彼女はそれに頷くと視線を反らす。その態度に男の子の心が揺さぶられた様で、男の子は眉毛を悲しそうに寄せた。そんな男の子の頭を老婆は優しくなでると、その手つきと同じような優しい声で男の子に話しかける。<br />
「お姉ちゃんは大丈夫じゃないけれど、きっと大丈夫よ」<br />
「どういう、こと？」<br />
その不思議な言い回しと言葉に男の子が首を傾げて尋ねる。それを見た老婆はいたずらっ子の様な顔で微笑んだ。<br />
「だって、このお姉さんはお医者様では治せないけれど、きっと治せる病気なんですもの」<br />
「！！どういう事だ！？」<br />
自分が&rdquo;病気&rdquo;である、という言葉に反応した彼女がつい大声を出して老婆を見上げると、声に驚いたらしい男の子の肩がビクッと跳ねる。<br />
「あ&hellip;！！す&hellip;すまない&hellip;」<br />
驚かせてしまった申し訳なさに彼女が素直に謝ると、ううん、という声と一緒にクスクスと老婆の笑う声がして、それにまた恥ずかしくなってしまった彼女が俯くと、頭の上から老婆の声が笑い声と共に振ってくる。<br />
「さっきの言葉を、貴方の大切な人に言えば、貴方の&rdquo;病気&rdquo;は治る。そうじゃなくて？」<br />
「？どういうことだ&hellip;？」<br />
「だって貴方、先ほど仰っていたわ。&rdquo;月が綺麗ですね&rdquo;って」<br />
「！？」<br />
今度は彼女が驚く番だった。さっき忌々しげに小さく発した言葉が彼女の&rdquo;病気&rdquo;を治す、ということにしてもそうだが、その挨拶の様な言葉を大切な人に伝えろ。というのは彼女にとって不可解な事以外何でもない。<br />
馬鹿にされているとしか思えないその言葉に彼女が少しだけ眉間に皺を寄せると、老婆の影に隠れていた男の子がピョコン！と跳ね、嬉しそうな声を出した。<br />
「あ！それ、パパもママに、いってるよ！！」<br />
自分も知っている言葉が出て嬉しかったのだろう男の子は、一生懸命老婆に話しかける。<br />
「まいにちまいにち、いってきますのときにいってるの！！」<br />
「そうね。おばあちゃんもおじいちゃんに言われたし、言ったわ」<br />
「そうなんだ！ぼくもパパとママにいわれるよ！！」<br />
「あら、おばあちゃんも言ってるわよ？」<br />
「うん！！ぼくも、おばあちゃんのこと、だーいすき！！」<br />
ぎゅう、と抱きついてきた男の子の頭を撫でながら老婆は優しい瞳を彼女に向ける。<br />
&nbsp;「ふふ&hellip;さぁ、貴方も大切な人にお伝えなさったらいかが？」<br />
そう言いながら彼女を見つめる老婆の優しい光を持った紅い瞳に既に忘れてしまったはずの誰かが重なり、彼女は酷く泣き出したい様な気持ちになった。</p>
<p style="text-align: center"><font size="4"><br />
</font><font color="#ffcc00"><strong><font size="4">「貴方を愛しています」</font><br />
</strong></font><font color="#c0c0c0">（解らなくていいから、私の気持ちを知っておいて下さい）<br />
<br />
<br />
</font></p>
<p style="text-align: left">&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;<br />
元ネタは知る人ぞ知る夏目●石の挿話。<br />
&nbsp;</p><br /><a href="http://butterflytail.blog.shinobi.jp/%E8%81%96%E5%89%A3%EF%BC%93%E3%83%BBhom/%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%B0%E3%80%80%EF%BC%9C%E3%82%AC%E3%82%A6%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%EF%BC%9E" target="_blank">知らない人の為に補足</a>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>こいち</name>
        </author>
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    <published>2008-05-30T23:56:53+09:00</published> 
    <updated>2008-05-30T23:56:53+09:00</updated> 
    <category term="＜元拍＞聖剣３・HOM" label="＜元拍＞聖剣３・HOM" />
    <title>宗教家の選択　＜ベルガー＞</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[生物はいつでも選択している<br />
どんな些細なことであっても何かを選んで生きているのだ<br />
選択肢は二つ<br />
直感に従って選べば良い<br />
さぁ、「Yes」か「No」か<br />
<br />
しかし選ぶことを恐れるものもあるだろう<br />
特に自分の人生を賭けた問いならば尚更だ<br />
だからこそ忘れないで欲しい<br />
生き物は一番重要で大切な選択を既にしているのだ<br />
だからこそ、現に「Yes」を選んだ貴方はこの世に産まれ生きている<br />
<br />
<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<font color="#33cccc" size="3"><strong><font color="#00ccff">だから恐れることなど何も無い</font><br />
</strong></font>　　　　　　　　<font color="#ccffff" size="1">（しかしその選択を選んだ責任は自分が全て負わなければいけない事をお忘れなく）<br />
</font><br />
<br />
<br />
&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;<br />]]> 
    </content>
    <author>
            <name>こいち</name>
        </author>
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    <published>2008-05-30T23:53:40+09:00</published> 
    <updated>2008-05-30T23:53:40+09:00</updated> 
    <category term="＜元拍＞FF6" label="＜元拍＞FF6" />
    <title>思想家の賭け　＜エドガー＞</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[この賭けへの不参加は許されない<br />
参加料は『これからの自分の人生』<br />
表しか出ないイカサマコインを使った賭けであり<br />
「表」とコールすれば自由に、「裏」とコールすれば拘束の下に生きることになる<br />
もう既にコインは弾かれた<br />
さぁ、表か裏か<br />
<br />
<br />
この賭けの内容を聞いた人ならばきっと「表」と言うだろうし、「裏」に賭けた私を笑うだろう<br />
「「裏」では楽しい人生等送れないだろうに」と<br />
しかし、私はその人に言うだろう<br />
「自由に暮らすことだけを幸福と言うのだろうか？」と<br />
「勿論だ」と言う人もいるだろう<br />
しかし、私はそうは思わないからこそ「裏」に賭けた<br />
現に「裏」に賭けた私は幸福である<br />
<br />
<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　<font color="#ff99cc" size="3"><strong>幸福論<br />
</strong></font><br />
<br />
&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;<br />
<font color="#c0c0c0" size="1">飛行機内のリーフレット（？）にパ/ス/カ/ルの「パ/ン/セ」について載っていたので（コイン投げのゲームに信仰を例えた話が載っているらしいです）。</font>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>こいち</name>
        </author>
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    <id>butterflytail.blog.shinobi.jp://entry/89</id>
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    <published>2008-05-22T23:56:50+09:00</published> 
    <updated>2008-05-22T23:56:50+09:00</updated> 
    <category term="聖剣３・HOM" label="聖剣３・HOM" />
    <title>Boast  of  the  beast</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[今を生きることだけに全霊を懸け<br />
必要とする以上のモノを望まず<br />
他を犯さず<br />
大切な仲間と、家族と、そして己を守り<br />
あるがままに生きる<br />
<br />
<br />
他を羨み<br />
憎み、見下し<br />
見えぬ神に慈悲を乞い<br />
自らを哀れみ<br />
必要以上に殺す<br />
だからこそ必要であり<br />
だからこそ創らねばいけなかったのだろう<br />
<br />
<br />
もう既に分かっているのに、まだ分からぬふりを続けるのか<br />
分からぬとは言わせない<br />
何故必要だった<br />
何故創らねばいけなかった<br />
考えれば直ぐに分かる事だろう？<br />
<br />
<br />
<br />
　　　　　　　　　　　　　　　　<strong><font color="#ff0000" size="3"><font color="#ffff99">けだかきけものに&rdquo;くに&rdquo;などいらない</font><br />
</font></strong><br />]]> 
    </content>
    <author>
            <name>こいち</name>
        </author>
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    <published>2008-04-28T15:33:00+09:00</published> 
    <updated>2008-04-28T15:33:00+09:00</updated> 
    <category term="聖剣３・HOM" label="聖剣３・HOM" />
    <title>青空を恋しがった鉛色の雲の話　（キュカとアルマ）</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[城内で雑務をこなしていたアルマの耳に城の周りを吹く風が騒がしい音を運んできた<br />
門番と誰かが言い争っている様だが何を話しているのかは全く聞こえない為、何故騒ぎになっているのか彼女には全く分からない<br />
何を言い争っているかもっと聞こえるようにと窓から身を乗り出したアルマへと風が更に鮮明で懐かしい音を連れて来たその瞬間、彼女は自分が考える前に城門へと走り出していた<br />
<br />
<br />
門番のアマゾネスを下がらせるとアルマは目の前の人物を見つめる<br />
先ほど聞いた声も。今目の前にある顔も。あの日から殆ど変わっていない<br />
何故か消えている片方の腕があれば、彼女の記憶に生きていたままの彼がここに居た<br />
幽霊でも見ているかのように自分を見つめる彼女の方へゆっくりと彼は歩き出す<br />
そして彼女の前まで行くと、「また此処で雇ってくんねぇか？」と懐かしい笑顔を向けた<br />
<br />
何故、とか、どうして、とか。言いたいことは沢山あるはずなのに出てくるはずの言葉は喉元で風に変わっていく<br />
<br />
「片腕でもアニスと戦ってきたんだ。戦力は保障するぜ？」<br />
振り上げられた残りの腕が彼女の頭を優しく撫でる<br />
「何で&hellip;」<br />
やっと音になった風の答えを彼が耳元で囁くと青空は暁色に染まっていった<br />
<br />
<br />
<font color="#00ffff" size="3"><strong>　　　　　　　　　　　　「青空が恋しくなったから」<br />
<br />
</strong></font><br />
&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;<br />
さぁ、砂を吐くと良い！！（あまりのアレさに画面が直視できないぜ☆）<br />
<br />
<br />
<br /><br /><a href="http://butterflytail.blog.shinobi.jp/%E8%81%96%E5%89%A3%EF%BC%93%E3%83%BBhom/%E9%9D%92%E7%A9%BA%E3%82%92%E6%81%8B%E3%81%97%E3%81%8C%E3%81%A3%E3%81%9F%E9%89%9B%E8%89%B2%E3%81%AE%E9%9B%B2%E3%81%AE%E8%A9%B1%E3%80%80%EF%BC%88%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%82%AB%E3%81%A8%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9E%EF%BC%89" target="_blank">ふと思ったこと</a>]]> 
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    <author>
            <name>こいち</name>
        </author>
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    <published>2008-03-03T17:43:52+09:00</published> 
    <updated>2008-03-03T17:43:52+09:00</updated> 
    <category term="＜元拍＞聖剣３・HOM" label="＜元拍＞聖剣３・HOM" />
    <title>キレイ　＜ジェレミアとテケリ＞</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p>甲板に居る彼女は先ほどから視線を感じている<br />
船室へと続く廊下から注がれているのだろう視線は五月蝿いと感じるほどだった<br />
視線の主は仲間の中で一番最年少の彼だということは既に分かっているのだが、彼女には何故自分を見ているのかが分からなかった<br />
悶々と考えている間にも彼の視線はまだ彼女に注がれている<br />
<br />
彼女の堪忍袋が良い音をたてて切れた<br />
<br />
「さっきから何だ！！言いたいことがあるのならハッキリ言え！！！」<br />
<br />
視線の主は飛び上がるくらいビクッとした後、えーと、とか、うーと、とか声にならない声をだして中々言い出そうとしない<br />
不機嫌な表情でギロリと睨むと、ビクリと肩を震わせた後、いつもキレイに編まれている彼女のお下げを指差した<br />
<br />
「&hellip;ジェレミアさんは、髪の毛を下ろさないでありますか&hellip;？」<br />
「はぁ！？」<br />
<br />
あまりに不可解な質問に絶句していると、だってヴァルダさんとアルマさんは下ろしたままでありますよ？と小さな声が返ってくる<br />
<br />
「ファルコンは結んでいるだろう&hellip;」<br />
<br />
彼女の他にもう一人髪を結んでいる仲間の名前を出すと、まぁそうでありますけど&hellip;と要領を得ない言葉の後、もごもごとした音が聞こえてくる<br />
<br />
また彼女の堪忍袋が良い音を立てて切れた<br />
<br />
「言いたいことがあるならハッキリ言えっ！！！貴様&hellip;男だろう！！！！！」<br />
<br />
苛立ちを大いに含ませた声でそう怒鳴ると、また宙に飛び上がるくらいビクッとした後<br />
彼はとても照れくさそうな笑顔でこう言った<br />
<br />
「ジェレミアさんのお下げは解いて風に揺れたらきっと&hellip;&hellip;一面の稲穂みたいに揺れながらキラキラ光ってキレイなんだろうな、と思ったであります&hellip;」<br />
<br />
だから&hellip;と続く言葉はあまりに呆気にとられてしまっている彼女には届かなかったが、先ほどまで彼女の心を満たしていた苛立ちは、少し冷たいけれど優しい秋風と共にどこかに流れ去って行った<br />
<br />
<br />
&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;<br />
<font color="#c0c0c0" size="1">加筆・修正しました。</font></p>]]> 
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            <name>こいち</name>
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    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://butterflytail.blog.shinobi.jp/%EF%BC%9C%E5%85%83%E6%8B%8D%EF%BC%9E%E8%81%96%E5%89%A3%EF%BC%93%E3%83%BBhom/%E7%9C%9F%E3%81%A3%E8%B5%A4%E3%81%AA%E7%90%86%E7%94%B1%E3%80%80%EF%BC%9C%E3%82%B1%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%81%A8%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88%EF%BC%9E" />
    <published>2008-03-03T17:42:16+09:00</published> 
    <updated>2008-03-03T17:42:16+09:00</updated> 
    <category term="＜元拍＞聖剣３・HOM" label="＜元拍＞聖剣３・HOM" />
    <title>真っ赤な理由　＜ケヴィンとシャルロット＞</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[真っ赤に染まった空と太陽を彼はまるで取り憑かれたように見入っていた<br />
一年中月夜の森から旅立った彼は、太陽の眩しさと太陽が世界に別れを告げるときはこんなにも赤く世界を染めることを初めて知った<br />
すそを引っ張る小さな感覚に視線を下げると、仲間の一人の金色の巻き毛を持った少女が不思議そうな瞳で彼を見上げているのに気がつく<br />
<br />
「何を見てるんでちか？」<br />
「&hellip;真っ赤な太陽と空」<br />
「夕焼け空っていうんでちよ！！」<br />
「本当に燃えてるみたいだ&hellip;」<br />
<br />
素直に頷く彼に彼女が更に得意そうに本当に燃えてるわけじゃないんでちよ！と言うと、じゃあ何であんなに赤いんだ？と彼が聞いた<br />
実は彼女だって、&ldquo;夕焼け&rdquo;という言葉は知っていても理由なんて知らなかったので、答えに詰まってしまう<br />
<br />
しばらくの沈黙の後、彼はあぁ&hellip;と呟く<br />
<br />
「何一人で納得してるんでちか！？」<br />
「何で真っ赤か、分かった。」<br />
「えぇ！？」<br />
<br />
&ldquo;夕焼け&rdquo;という言葉すら分からなかったの彼が知っているはずはないと思っていた彼女は驚きと自分が分からないことの焦りにもとから大きな瞳を更に大きく見開いた<br />
<br />
「きっと&hellip;我慢してる&hellip;」<br />
「がまん&hellip;？」<br />
<br />
凡そ夕日が赤い理由とはかけ離れた言葉に彼女が眉を寄せると、だって、シャルロットと一緒。と、自分の名前が出てきたので、驚いて声を上げる<br />
<br />
「シャルロットと一緒でちか！？」<br />
「うん。この前、お菓子買ってって駄々捏ねて、デュランに叱られて、泣くの我慢してるシャルロットの顔と同じ色。」<br />
<br />
まだこの空で遊んでいたいと駄々を捏ねる赤い顔が彼女の顔をずっと染めていたので、その顔が怒りと恥ずかしさで真っ赤になっていることに彼は気付かなかった<br />
<br />
<br />
&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;<br />
<font color="#c0c0c0" size="1">加筆・修正しました。</font>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>こいち</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>butterflytail.blog.shinobi.jp://entry/77</id>
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    <published>2008-03-03T17:41:30+09:00</published> 
    <updated>2008-03-03T17:41:30+09:00</updated> 
    <category term="＜元拍＞FF6" label="＜元拍＞FF6" />
    <title>今日の色は？　＜ガウとリルム＞</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[「今日　は　黄色！」<br />
<br />
夜空を見上げながら彼が言った言葉に彼女は疑問を覚える<br />
<br />
「今日はって何が？」<br />
「月！」<br />
「あんたねぇ&hellip;」<br />
<br />
ニコニコと月を指差しながら彼が言った当たり前のことに彼女は軽く頭痛を覚える<br />
きっと言葉が拙い彼が言い間違えただけだろうと、気を取り直して彼女は彼に向き合った<br />
<br />
「『今日&ldquo;は&rdquo;』　じゃなくて　『今日&ldquo;も&rdquo;』でしょ？」<br />
「&hellip;う？」<br />
「だぁーかぁーらぁっ！！『今日&ldquo;も&rdquo;黄色』でしょ！？」<br />
<br />
ムキになってそう言うと、ちがう　ちがう！今日は　黄色！！と首を横に振られてしまった<br />
<br />
「何が違うのよ！？」<br />
「今日　&ldquo;は&rdquo;　黄色　で良い！」<br />
「何でよ！？」<br />
「今日　は　黄色に　塗った！」<br />
「はぁ！？」<br />
<br />
彼女が全く理解出来ない答えに唖然としていると、彼は笑顔で言葉を続ける<br />
<br />
「きっと　リルムみたい　たくさん　色　持ってるヤツ　空に居る！　&hellip;そいつ　月の色決める！　月　昼間　白。その時　決めた色　塗る！！そしたら　夜　塗った色　なる！！　だから　月&hellip;黒になったり&hellip;赤になったり&hellip;ガウ！」<br />
<br />
彼女がその答えに納得しつつも呆れながら、私だったらピンクにレースのリボンをかけるわ。と言うと、彼はそれは、うまそうだな！と彼女を更に呆れさせた。<br />
<br />
<br />
&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;<br />
<font color="#c0c0c0" size="1">少し加筆・修正しました。</font>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>こいち</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>butterflytail.blog.shinobi.jp://entry/84</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://butterflytail.blog.shinobi.jp/%E8%81%96%E5%89%A3%EF%BC%93%E3%83%BBhom/seven%E3%80%80%E3%80%80%EF%BC%9C%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%BC%EF%BC%9E" />
    <published>2008-02-28T23:45:02+09:00</published> 
    <updated>2008-02-28T23:45:02+09:00</updated> 
    <category term="聖剣３・HOM" label="聖剣３・HOM" />
    <title>Seven　　＜ベルガー＞</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[女が泣いている<br />
<br />
<br />
鼻を啜る音と嗚咽に紛れて聞こえる甲高い音は彼にとって何の意味も無い<br />
その音はただの言い訳でしかないのだから―女の罪の<br />
<br />
静かに聖印を結び聖書の上に手のひらを置く<br />
<br />
<br />
「マナの女神は貴方を許すことでしょう」<br />
彼は抑揚のない声で彼が言うべき言葉を発してから静かに瞳を閉じた<br />
<br />
<br />
女が泣いている<br />
―――罪深い女が<br />
<br />
<br />
<font face="Times New Roman" color="#000000" size="3"><strong>　　　　　　　　　　　　　　　　貪欲<br />
</strong></font>　　　　　　　　　　　<font color="#c0c0c0" size="1">（赤児を捨てる藪はあれども、身を捨てる藪はない）<br />
</font><br />
<br />
&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;<br />
<font color="#c0c0c0" size="1">私信・３０分じゃ無理です。</font>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>こいち</name>
        </author>
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    <id>butterflytail.blog.shinobi.jp://entry/82</id>
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    <published>2008-02-06T22:06:00+09:00</published> 
    <updated>2008-02-06T22:06:00+09:00</updated> 
    <category term="FF6" label="FF6" />
    <title>逃れたもの　　＜エドガー（とマッシュ）＞</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<p>お前に聞きたいことがあるんだ。<br />
<br />
<br />
お前は私に責任を押し付けて逃げ出したと思っているかもしれないが、それがお前の勘違いだったらどうする？<br />
<br />
本当は『フィガロ』という名を捨てて後ろ盾も何も無い外の世界で生きていく苦難に『自由』と言う耳障りの良い言葉を当てはめてお前に押し付けたのだとしたら？<br />
<br />
誰も私を知らず、誰も私を望まない世界が怖くて本当は私が逃げ出した方だと言ったら？<br />
<br />
<br />
こんな事を聞いたらお前は何て答えるのだろうか？<br />
ショックを受けるだろうか？それとも罵るだろうか？<br />
&hellip;いや、お前は&hellip;お前ならきっと<br />
<br />
<br />
<font color="#ffcc00" size="3"><strong>　　　　　キョトンとした後「馬鹿だな、何言ってんだ？」と笑うんだろう<br />
</strong></font><br />
<br />
&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;&hellip;<br />
<font color="#c0c0c0" size="1">ふと、城に残ることも一種の『逃げ』になると思ったので&hellip;</font></p>]]> 
    </content>
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            <name>こいち</name>
        </author>
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