この世に彼らが愛し合った証を残して彼女は旅立とうとしていた
ベッドに横たわり弱弱しく呼吸を繰り返す彼女の瞳が静かに開かれた
彼は彼女の名前を叫び握っていた手に更に力を込める
彼女は彼の瞳を見つめるとうっすらと微笑みその唇を震わせた
「私が死んだら、貴方を守る天使になってあげる。
貴方が悪いことをしそうになったら、両手で頭を抱えて…私が守ってあげるから」
声にならない声でそう言うと、彼女は幸せそうな笑顔で旅立っていった
天使は永遠に私たちの傍に
(いままでも、これからも)
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「私が~」はE・A・ポーの妻ヴァージニアが彼に最後に言った言葉だそうです
ポーが27歳、ヴァージニアが13歳(!)の時二人は結婚したらしいのでこの二人に
愛する人がいる女性は強くて優しいと思います