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「この大きな足は命を踏みつけるために、
この大きな手は命を切り裂くために、
この大きな瞳は逃げ惑う獲物を見つけるために、
この大きな耳は獲物の悲鳴を聞くために、
この大きな鼻は獲物の臭いを嗅ぐために、
この大きな口は獲物を食い千切るために…」
大きな獣はそこまで言うと黙って下を向いて一筋の涙を溢した
それを黙って聞いていたのは小さな妖精は少し考えた後嬉しそうにこう言った
「この小さな足は貴方と歩くために、
この小さな手は貴方と手を繋ぐために、
この小さな瞳は貴方を見つめるために、
この小さな耳は貴方の声を聞くために、
この小さな鼻は貴方の匂いを嗅ぐために、
この口は… 」
小さな妖精はそこまで言うと大きな獣にキスをした
ビックリしている大きな獣に小さな妖精はやっぱり嬉しそうにこう言った
「貴方とキスをするためにあるんです!」
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読んだ方が砂を吐けば良いと思います。
月のマナストーンから季節外れの蛍が現れたかと思うと、それは可愛らしい妖精の姿になった
光の雫を落としながらひらりひらりとマナストーンの傍を飛ぶ
何度かマナストーンの周りを回って飛んだ後、ちょこんとその上に止まってしばらく秋の虫の声に耳を傾けていた
「お月見の時期が来たんですね」
目を閉じて虫の歌を聞いていた彼女がぽつりと呟くとその言葉に頷くようにさわさわと森の木々が揺れた
「私、この時期が一番好きなんですよ。私が『月の精霊』だから…って事もありますが…わかりますか?」
目を閉じたまま、彼女は問う
風や草や木、花や虫たちは彼女の『会話』を邪魔しないようにと声を潜めた
「…ふふ…そうです!」
彼女は目を閉じたままとても嬉しそうに微笑んでマナストーンの上から飛び立つ
そしてまたくるくる周りを回った後、その正面に向かい合った
「わかってくれてて…嬉しいです…」
そう言って彼女は更に嬉しそうな笑顔をすると光の雫と共に、マナストーンの中に消えていった
虫達は愛しい相手の気を引こうと歌い
草や木、花たちは風と一緒に踊っている
その声や音を聞きながら『彼』は優しい光と香りに包まれてとても幸せな気分だった
そして次のお月見の時期にこの優しい香りが彼女の笑顔
―「嬉しい」と言った時の少し赤く染まった可愛らしい笑顔を思い出させてくれるんだろうな、と思いながら
そっと瞳を閉じた
月に咲く花
(思い出の囁き)
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どらるな同盟主催なのに、一個しか作品が無いってどういう事よ!?というわけで書いてみました
だんごは在りませんでしたが、月は屋根に上って見ました!!まん丸で綺麗だったなぁ…
彼女のお気に入りはずっと集めている透明なビンに入った色とりどりのリボンだった
旅に出てからは彼女がリボンを集めている事を知った仲間達が、買い物に行った時に貰ったりしたリボンを彼
女にくれたので、リボンコレクションは今や沢山の量になっていた
コルクの蓋でビンに閉じ込められたリボンたちは其々綺麗な色で彼女を楽しませる
青と白のチェック・縁にレースの付いたピンク・紫色にピンクの水玉…
しかし、その中に何時の間にか紛れ込んでいる一本のリボンがあることを彼女は知らない
高価とは言えないコットンの赤いリボンに綺麗な細かいレースが付いた少し汚れたリボンが増えていることなど
そして、リボンの裏にリボンと同じ赤い糸で“Happy Birthday My …”と刺繍されている事も知らないのだ
だって今頃彼女はデッキに居て、仲間達と11本の蝋燭が立ったケーキを食べて笑っているのだから
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リルム誕生日おめでとう!!
スゲェぎりぎりだけど間に合ってよかった!!!!!