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元拍手や短いお話置き場
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今では貴方の右目が無くなって良かったと思っている、と申し上げたら如何なされますか?
…はい。そう思っております
何故…と問われますか
それは

『龍は両の眼が揃わなければ飛べないから』です

これでお分かりになりましたね?


                 画龍点睛


…………………………………………………………………
お風呂で急に思いつきました(本当に急だな!)
…無くなったのは右目だよ!この大馬鹿者ぉぉぉぉぉ!!(10/15修正)
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「この大きな足は命を踏みつけるために、
 この大きな手は命を切り裂くために、
 この大きな瞳は逃げ惑う獲物を見つけるために、
 この大きな耳は獲物の悲鳴を聞くために、
 この大きな鼻は獲物の臭いを嗅ぐために、
 この大きな口は獲物を食い千切るために…」

大きな獣はそこまで言うと黙って下を向いて一筋の涙を溢した
それを黙って聞いていたのは小さな妖精は少し考えた後嬉しそうにこう言った

「この小さな足は貴方と歩くために、
 この小さな手は貴方と手を繋ぐために、
 この小さな瞳は貴方を見つめるために、
 この小さな耳は貴方の声を聞くために、
 この小さな鼻は貴方の匂いを嗅ぐために、
 この口は…                   」

小さな妖精はそこまで言うと大きな獣にキスをした
ビックリしている大きな獣に小さな妖精はやっぱり嬉しそうにこう言った


       「貴方とキスをするためにあるんです!」


……………………………………………………………………………
読んだ方が砂を吐けば良いと思います。

月のマナストーンから季節外れの蛍が現れたかと思うと、それは可愛らしい妖精の姿になった
光の雫を落としながらひらりひらりとマナストーンの傍を飛ぶ
何度かマナストーンの周りを回って飛んだ後、ちょこんとその上に止まってしばらく秋の虫の声に耳を傾けていた

 「お月見の時期が来たんですね」
目を閉じて虫の歌を聞いていた彼女がぽつりと呟くとその言葉に頷くようにさわさわと森の木々が揺れた
 「私、この時期が一番好きなんですよ。私が『月の精霊』だから…って事もありますが…わかりますか?」
目を閉じたまま、彼女は問う
風や草や木、花や虫たちは彼女の『会話』を邪魔しないようにと声を潜めた
 「…ふふ…そうです!」
彼女は目を閉じたままとても嬉しそうに微笑んでマナストーンの上から飛び立つ
そしてまたくるくる周りを回った後、その正面に向かい合った
 「わかってくれてて…嬉しいです…」
そう言って彼女は更に嬉しそうな笑顔をすると光の雫と共に、マナストーンの中に消えていった


虫達は愛しい相手の気を引こうと歌い
草や木、花たちは風と一緒に踊っている
その声や音を聞きながら『彼』は優しい光と香りに包まれてとても幸せな気分だった
そして次のお月見の時期にこの優しい香りが彼女の笑顔
―「嬉しい」と言った時の少し赤く染まった可愛らしい笑顔を思い出させてくれるんだろうな、と思いながら
そっと瞳を閉じた


            月に咲く花
           (思い出の囁き)


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どらるな同盟主催なのに、一個しか作品が無いってどういう事よ!?というわけで書いてみました
だんごは在りませんでしたが、月は屋根に上って見ました!!まん丸で綺麗だったなぁ…

砂漠にめったに無い雨が降った
バケツをひっくり返したという言葉がしっくりくるくらいの雨
こんなに雨が降るなんて本当に珍しかった
その雨が上がると彼の元に部下が報告に来た
近くで土砂崩れが起きたと部下は行った
嫌な予感がした

「わざわざ頭領が行くまでも無いのでは?」
部下の言葉には被害の現状を自分の目で見ておきたいとだけ言って馬を走らせた
現場には崩れ落ちた崖と積もった土砂
下敷きになったのは荷馬車らしく、りんごやハーブなどが辺りに散らばっていた
見回すと数人の自分の部下と、商人と数人の旅芸人が居る
どうやら嫌な予感は当たっていなかったらしい
ほう。と安堵の息を漏らしてふと空を見上げると、ハヤブサが旋回している
何故、あんな所で?と思われる場所で
また、嫌な予感が頭を過ぎった

ハヤブサは旋回しているだけで降りてくる様子は無い
ただくるくると空を舞っている
部下に商人や芸人と一緒に町へ行くように指示し、その場所に急いだ
後ろで「子供が…」と誰かの声がした


そこはオアシスだった
水が沸き花が咲く、砂漠の中にある楽園
草を踏み進んで行く
ハヤブサはオアシスの上を旋回していた

 「おとうさん?おかあさん?」
小さな子供の声と走ってくる足音がする
歩を早めると子供が走り寄って来た
彼の目の前でピタリと止まると
 「おじさん…だれ?」
鳶色の瞳が真っ直ぐに彼を見上げてくる
 「おとうさんとおかあさんは?」
全てを見通すような真っ直ぐな瞳
彼の大切だった誰かに似た瞳
その瞳を見ていられなくて彼は眼を伏せた

 「商人のおじさんがせんどがわるくなるって言って…」
彼が眼を伏せていると子供は急に話し出した
 「おとうさんとおかあさんはここで雨がやむまでまとうっていったのに…おとうさんとおかあさんが呼び戻してくるっていって、いっちゃった…そしたら大きな音がして…他の皆が見に行こうって…ぼくは小さいからここでまってなさいって…」


彼は彼の城塞に子供を連れて帰った
商人が子供に「一緒に行こう」と言ったのだが、彼が子供に聞くと「おとうさんとおかあさんの傍に居たい」と言ったので、彼が預かる事になった
彼は子供の手を引いて街中を歩く
城塞に着くと子供が彼を見上げたので彼はそう言えば…と子供に聞いた

 「お前、名は?」
 「ホークアイ」

ピィ!とハヤブサが鳴いた瞬間、風が吹いて砂埃が舞った

「ホークアイ、今日からココがお前の家だ」

彼がそう言うと子供が頷いたので、彼は子供の手を握ったまま城塞に入っていった
子供の頭上をずっと飛んでいたハヤブサは砂風と共に消えていた


                離した手は、また繋がれた


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古代エジプトを検索したら『猛禽類が獲物を狙う時に頭上を旋回する仕草が人々には守ってくれているように見えた為…』という一文を見つけたので、それを元に書いてみました。
3歳ってこんな流暢に喋りませんな…

彼女のお気に入りはずっと集めている透明なビンに入った色とりどりのリボンだった

旅に出てからは彼女がリボンを集めている事を知った仲間達が、買い物に行った時に貰ったりしたリボンを彼

女にくれたので、リボンコレクションは今や沢山の量になっていた

コルクの蓋でビンに閉じ込められたリボンたちは其々綺麗な色で彼女を楽しませる

青と白のチェック・縁にレースの付いたピンク・紫色にピンクの水玉…

しかし、その中に何時の間にか紛れ込んでいる一本のリボンがあることを彼女は知らない

高価とは言えないコットンの赤いリボンに綺麗な細かいレースが付いた少し汚れたリボンが増えていることなど

そして、リボンの裏にリボンと同じ赤い糸で“Happy Birthday  My …”と刺繍されている事も知らないのだ

だって今頃彼女はデッキに居て、仲間達と11本の蝋燭が立ったケーキを食べて笑っているのだから

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リルム誕生日おめでとう!!
スゲェぎりぎりだけど間に合ってよかった!!!!!


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