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元拍手や短いお話置き場
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彼はいつも独りぼっちになると口ずさむ歌があった
彼自身その歌をどこで覚えたのか解らなかったし、彼のトモダチはその歌の事は知らなかった
その歌が彼はとっても大好きだった
寂しい気持ちが無くなるから

いつしか、彼には仲間が出来て
独りぼっちで居る事がなくなって
歌う事もなくなっていた

ある日、急にその歌が聞こえてきた
彼が急いでその歌の聞こえる方に行ってみると
モトテイコクショウグンのトモダチがその歌を歌っていた

彼は聞いた「その歌は?」と
トモダチは答えた「賛美歌だ」と
彼は更に聞いた「サンビカって何だ?」と
トモダチは答えた「神や天使を称える歌だ」と

彼には『カミ』とか『テンシ』とか『タタエル』とか解らなかったけれど
歌っているときのトモダチがとっても優しい顔をしていたので
その歌がもっともっと大好きになった


             きっと彼らは誰かにとっての天からの使い


…………………………………………
FF6でSSを思いつくのは歌ネタが多いです
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手が付けられなくなっている雪男と、フワフワ浮きながら口からレーザーを出している野生児
そして唄いながら踊り狂っているモーグリ

何故こんな事になっているのかは、『彼』の口から話されることは無い
そして、今から『彼』も戦闘に加わる事になる

『彼』が得意とする『モノマネ』で



       さぁ!お祭り騒ぎの始まり、始まり!!

………………………………
コマンドを一回入力するだけ+モノマネで手の付けられなくなるパーティーです
このメンバーで戦闘に行った事のある人は手を上げてみて下さい(笑)

彼女の傍らにある花は何時までも枯れなかった
それは一日おきに新しい花を持ってくる人間がいたから…という訳ではなく、「枯れなかったから」である
枯れない花など無い…しかし、その花は枯れなかった
美しいまま、永久に咲き続けていた

あの時、『偶然に出来た薬』で彼女を美しいまま眠らせる事に成功した彼は「彼女を蘇らせる秘法」を求めて、又、旅立っていった
その時に彼は残りの薬を使って彼女の大好きだった花を同じように美しいまま眠らせた
自分が居ない間、彼女が寂しくない様にと
だから花はいつも彼女の傍に居てずっと彼と彼女を見続けていた

階段を下りてくる足音に続いて、扉が開く音が地下室に響く
足音の主は彼女に近づくと、悲しそうな瞳で彼女に話しかけた

「ごめんな…今回もダメだった…」
「次こそ…次こそ絶対に…!!」

彼女に口付けて彼は又行ってしまった
残された彼女の頬には彼が落としていった雫が残されている
まるで、彼女が涙を流したかの様に

きっと、彼は知らないのでしょう
貴方が来た時、彼女が喜んでいる事を
貴方が又旅立つ時、彼女が涙を流している事を


         その心、我のみぞ知る

………………………………
崩壊後も地下室の花って枯れてなかった気がしたので
「その心~」は確かピンク色の薔薇の花言葉だった気がします

「インターセプター!」
相棒は声の聞こえたほうに耳を向けると、「行ってもいいか?」と言う様に、彼を見上げてきた
彼は目線で「行ってこい」と伝えると、木に背を預ける
尻尾をはちきれんばかりに振りながら声の主の所に走っていく相棒を見て目を閉じる
きゃぁきゃぁと、嬉しそうな幼い少女の声と相棒の声が風に乗って聞こえてくる
「あぁ。まるで、あの頃に戻ったようだ」と彼は思った。

   

     そんな事を思うことすら許されるはずもないけれど

………………………………
リルムはお母さん似(声もそっくり)だと思うので、インターセプターの名前を呼ぶとシャドウはサマサに居た頃を思い出してしまう…とか
闘っているうちに防具も武器もボロボロになってしまっている
裁縫道具を借り、服から修理しようかと椅子に座ると同時にコトリと何かが落ちた
拾ってみると紙に何かが包まれて居るようだ
どこから落ちてきたのかと上を見渡してみても、どこだか分からず困ってしまった
誰かが隠しておいたのかもしれない
そう思うと中を見るのを躊躇ってしまう
どうしたものかと項垂れると
何かがチラリと目に入った
それは、もう居ない彼女が残してくれたお守り
何時もは首から下げて服の中に入れていたのだが、服を脱いでいたので目に入ったらしい
これもボロボロになっていたので、もしやと思って見てみると矢張り底に穴が開いていた
こちらも修理しなければと思い、お守りを首から外すと、脱いだ服の上にそっと置く
ふと思い着いて紙を軽く振って見ると、彼らに伝わる魔よけの石が手のひらに落ちた瞬間―彼は理解した
この石は洞窟の奥底にしかないものだから、彼女がそこまで行って取ってきてくれたのだろう
彼の心にとても暖かいものが溢れる
大切にしなければと思うと共に、もう会えない彼女への愛しさが募る―が、感傷に浸るのを止める
止まっていることなど出来ないのだ
仲間と今生きている者達と世界の為に
そして―…彼女の愛した世界を守るために
決意を新たにし、やろうと思っていた事を思い出す
元通にしようと石が包まれていた紙を広げる

と、目に映った文字

「神様、どうかモグが今日も元気で、怪我も無く、笑って私の所に帰って来ますように  モルル」



       その時は何時ものように笑って迎えて…クポ!

…………………
モルルのお守りって…どんな形?
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